パーソナルソング・メソッド

PD(パブリックドメイン)って?
パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。「もう世の中に浸透しきっているので皆で楽しみましょう♥使っていいよ♥な作品たち。ただし、元の状態をキープしなきゃですよ!勝手にキャラいじったり内容変えてはダメよ!公共の財産ですからね」ってなことです。では何年経ったらPDになるの?はい、これ実に複雑。音楽の場合、作詞家・作曲家(其々が著作権者)の死後50年経つとPD(だった)写真のDVDに収録されている名場面から一例上げると映画「巴里のアメリカ人」の挿入歌「わが恋はここに(Love is here stay)」作曲家ジョージ・ガーシュインは悲しくも早世でPD。作詞は兄のアイラ・ガーシュイン、彼が亡くなって50年経っていないので著作権は切ていない。なのでインスト曲なら著作権料は発生しない。歌詞入りだと通常の半額(歌詞のみ)発生する。因みに著作隣接権は楽曲が商品になってから50年(だった)作品一つ一つキチンと調べなきゃなのです。そして50年(だった)は現在では70年。こちらについては次回!

作品たちの権利をチラッと
前回も書いたが私は芸術作品を創造する人、それを世に出す人に心から尊敬の念を抱いている。作品たちには権利が存在する。著作権だ。音楽なら作詞家、作曲家。映画なら映画会社(配給会社)、たまに監督。作るためにお金を出した人(企業等)は原盤権。世の中に広めるお手伝いをした人(レコード会社、放送局、有線放送等々、netは別)は著作隣接権。作品の原型を改変しないことを前提とした同一性保持権。これら権利を尊重してこそ年月を経ても素晴らしい作品たちに出会ったり楽しめたりするのである。

JASRAC絶賛「前例がない!」
音楽と映画には人の心を動かす力があることは疑わない。作品として其々が大切な芸術であり、それらを創り上げ世に出した人々への敬意は止まない。誰のためよりも先ず夫はもちろん、自分自身が音楽と映画が大好きなのだ(泣笑)。PSMを実施するにあたって、これら権利を持つ作品たちを高齢者施設などで使用する理由(事業内容)をJASRACに申請すべく演奏担当部門の在る霞が関へ相談に出向いた。 JASRAC担当者「素晴らしい試みです!しかしながら全く前例がないので返答まで時間をください」 約一か月後返答があり「今のところ高齢者施設での使用に限り、申請・使用料支払いの必要はありません。それ以外の施設で実施の場合、その都度相談して下さい」という見解をいただいた。 ご注意!*このJASRACの見解はパーソナルソング・メソッド🄬の一連の実施内容を説明した結果頂いたものですので、他の介入法に対して保証するものではありません。*  

ここでは、音楽や映像を用いた新しい認知症予防・進行抑制 心理療法 「 パーソナルソング・メソッド」(商標登録 第6279316号) について少しづつご紹介したい。 懐かしい音楽や映画の名場面(全てPD)を鑑賞し、頭に浮かんだ画(思い出)をお喋りしてもらうという回想療法をベースにしたオリジナルメソッド。考案者は音楽と権利に精通する ツモリレコード株式会社の代表取締役社長。 これまでに300人を超える高齢者の方々、アクティブシニアからMCI,重篤な認知症の方までに実施し、もれなく笑顔になられ、ご自身のきらきらしていた瞬間やその時代を話された。

2014年公開米映画「パーソナルソング」日本コロムビアよりDVD発売中!   不思議なことに誰に勧められたのか?どうやってこの映画を観ることになったのか?よく憶えていない。ドキュメンタリー映画はさほど進んでみる方ではないが、何故か我が家にこのDVDがあった。 当時レコード会社に勤務していた夫と鑑賞すると彼は興奮気味に言った「これだよ!僕が音楽でやりたいことは!これが楽曲の持つ力なんだよ!」数週間後、彼は社に辞表を提出し、自ら合同会社(現ツモリレコード株式会社)を立ち上げた。 「尊厳と喜び…その先の笑顔へ」を企業理念において。